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会社ホームページが見にくい原因は?よくある11のチェックポイントと直し方【2026年版】

HIRO

2026/2/21

得意先や同僚から「このホームページ、見にくいね」と言われた経験、ありませんか。

そして厄介なのが、自分でも「なんとなく見にくい気がする」と思っているのに、どこが悪いか言語化できないこと。

結論から言うと、ホームページの見にくさはデザインのセンスとはほぼ関係ありません。原因のほとんどは「情報の整理不足」「スマホ体験の未検証」「強調設計の欠如」のどれかです。見た目を磨く前に、この3つを疑うべきです。

この記事では、見にくい会社ホームページに共通するパターンを分解して、具体的な11のチェックポイントと「自社で直せるもの / プロに任せた方が早いもの」の判断基準まで整理します。


この記事でわかること

  • 「見にくい」と言われたときに実際に起きるビジネス上のダメージ

  • 見にくさを生む3つの根本原因

  • 自社でできる11のチェックポイントと具体的な直し方

  • 自分でやるべきか、プロに任せるべきかの判断基準


1. ホームページが「見にくい」と言われると何が起きる?

「見にくい」はデザインの好みの話に聞こえますが、実際はビジネス上のダメージとして出てきます。

  • 離脱が増える — 必要な情報に辿り着く前に帰られる

  • 問い合わせが減る — 不安や疑問が残ったまま行動しない

  • 信頼が落ちる — 社内外で「管理が雑な会社」に見える

  • 採用が弱くなる — 求職者が会社情報を拾えず応募意欲が下がる

「見にくい」は、信用・機会損失・売上すべての問題です。


2. 見にくいホームページに共通する3つの根本原因

個別のチェックに入る前に、見にくさの根本を押さえておきましょう。原因はほぼこの3つに集約されます。

原因① 情報が多すぎて読む側が迷子になっている

「全部伝えたい」が勝ちすぎた結果、何も伝わらない状態。1ページに会社概要・サービス・実績・採用を全部詰め込むと、読む側の脳に負荷がかかり、離脱が増えます。

原因② スマホで読むと体験が別物になっている

PCでは普通に見えても、スマホでは「文字が多すぎる」「余白がない」「セクションが長い」が頻発します。現在のWebアクセスの過半数はスマホからです。PC画面だけで確認して終わりにしているケースが、見にくさの温床になっています。

原因③ 強調設計がない(すべて同じテンションで並んでいる)

重要なところが重要に見えない状態。色も文字サイズもボタンも全部同じ密度で並んでいると、ユーザーは「どこを見ればいいか」が判断できなくなります。


3. 見やすくするための11のチェックポイント

上から順に確認するほど効果が出やすい順番にしています。


チェック1|1ページに情報を詰め込みすぎていないか

基本は「1ページ1テーマ」です。

「そのページで結局何を伝えるページなのか」が一言で言えますか?言えなければ、情報が多すぎます。

直し方:

  • 関連情報は別ページに分けてリンクで繋げる

  • ページの最初に「このページでわかること」を一文で置く

  • 1セクションで伝えることを1つに絞る


チェック2|スマホで「読める」状態になっているか

レスポンシブ対応(崩れていない)は最低条件です。それに加えて、スマホで実際に読んでみてストレスがないかを確認してください。

よくある症状:

  • 見出しの直後に長文が続いて画面を占拠している

  • 段落が長すぎてスクロールが重い

  • ボタンが画面端ギリギリにある

直し方:

  • スマホで実際に自社サイトを通読する(崩れではなく「読みやすさ」を確認)

  • 長い段落はスマホ表示で5行程度を目安に分割する

  • 見出し→要点→詳細の順に構成を変える


チェック3|色を使いすぎていないか

色は「装飾」ではなく「意味」を持たせるために使うものです。意味なく色を増やすと、情報処理が重くなります。

基本の考え方:

  • 本文 = 黒(または濃いグレー)

  • 色は「強調」「リンク」「CTA(ボタン)」など役割があるところだけに使う

  • 同系色でも3色以上使い始めたら一度見直す

直し方:

  • サイト全体で使っている色を書き出してみる

  • メイン1色 + アクセント1色 + テキスト色の3色構成に整理する


チェック4|視線の流れに合った配置になっているか

ユーザーは最初から熟読しません。「ぱっと見で判断する動き」に合わせてコンテンツを置くのがポイントです。

主な視線パターン:

パターン

向いているページ

F型(左上→左→横を繰り返す)

テキスト量が多い記事・コラム系

Z型(左上→右上→左下→右下)

シンプルなトップページ・LP

直し方:

  • 重要な情報は必ず左側か上部に置く

  • 右端・下部は「次のアクション(CTAボタン等)」に使う


チェック5|奇抜なデザインで「使いにくく」なっていないか

差別化したい気持ちは理解できますが、慣れていないUIは理解コストを上げて離脱を生みます。

ユーザーが慣れている「基本の場所」を崩さない:

  • ロゴ = 左上

  • グローバルナビ = 上部

  • 問い合わせボタン = 右上か目立つ場所

  • 検索 = 右上

直し方:

  • 主要な競合サイトと比べて、メニューや導線の位置が大きく外れていないか確認する


チェック6|グローバルナビが多すぎないか

ナビが多いほど、ユーザーは迷います。目安は7項目以内です。

直し方:

  • 現在のナビ項目を書き出す

  • 「訪問者が最初に見るべきページ」だけをナビに残す

  • それ以外はフッターか各ページ内のリンクへ移動する


チェック7|ボタンが「押せそう」な見た目になっているか

かっこよさ優先で「ボタンっぽくないボタン」になっているケースは非常に多いです。

押せるボタンの条件:

  • 背景色がついていて、テキストとの対比が明確

  • 十分なサイズ(スマホでの最小推奨は44px)

  • 周囲に適切な余白がある

  • 「何が起きるか」がボタン文言でわかる(例:「詳しく見る」より「サービス詳細を見る」)


チェック8|フッターが整理されているか

フッターは「どうでもいい場所」ではなく、ページを最後まで読んだユーザーへの最後の導線です。

フッターに置くべきもの:

  • サイト全体の主要ページリンク(サイトマップ的な役割)

  • 会社情報・住所・電話番号

  • 問い合わせリンク

  • SNSリンク(運用している場合)


チェック9|文字が小さすぎないか

本文の文字サイズは 15〜18px が一般的です。迷ったら16pxから始めてください。

注意点:PCでの確認だけで決めがちですが、スマホで実際に読んで確認するのが鉄則です。PCではちょうどよくても、スマホでは小さすぎることが多々あります。


チェック10|文字色が薄すぎないか(グレー多用に注意)

「おしゃれに見せたい」という意図でグレーを多用した結果、見にくくなっているパターンが多いです。

判断基準:

  • 本文は濃い文字色(#333333 前後)を基本にする

  • 薄い文字色は「補足情報」「キャプション」など弱めたい情報だけに限定する

  • コントラスト比はWCAGの基準(4.5:1以上)を参考にする


チェック11|長文をだらだら並べていないか

ユーザーはホームページを「熟読」ではなく「探す読み方」で見ています。

改善の基本:

  • 長文は5行程度で区切る

  • 「結論が最後」は避ける → 最初に答えを書く

  • 見出し → 要点 → 詳細 の順で構成する

  • 箇条書きを積極的に使う(ただし全部箇条書きも読みにくいので注意)


4. まず自社でできる改善

「今すぐ直したい」なら、まずこれを優先してください。

  1. トップページの冒頭文を短くする — 見出し + 要点3つ以内にまとめる

  2. CTAを1ページに1つに絞って目立たせる — 問い合わせボタンが3箇所以上あると逆に目立たない

  3. 長文を分割し、箇条書きに置き換える — 特にスマホでの読みやすさが変わる

  4. 色を減らす — メイン1色 + アクセント1色の構成に整理する

  5. ナビを7項目以内に絞る

  6. スマホで通読して、違和感がある箇所をメモする — 「崩れていないか」ではなく「読みやすいか」の視点で


5. プロに任せた方がいい判断基準

ここははっきり言います。自社でできるラインを超えているのに粘ると、時間と労力を消耗するだけです。

以下に当てはまる場合は、プロへの相談を検討した方が早いです。

  • どこを直すべきか、社内で意見が割れて前に進まない

  • 問い合わせや応募数が数字として落ちている

  • 修正を重ねているのに、なぜか改善した実感がない

  • 導線設計(何を見せて、どう動かすか)が整理できていない

  • スマホで読む体験が悪いのはわかるが、原因が特定できない

「見やすさ」の本質は見た目の整理だけでなく、情報設計と導線設計です。ここがずれていると、いくら直しても根本は変わりません。


6. Rays Studioが行う「見やすさ改善」の流れ

Rays Studioでは、「整える」だけでなく、見やすさを問い合わせ・応募などの成果につなげる設計まで一緒に進めます。

改善の流れ(例)

  1. 現状分析 — ページ構造・スマホ体験・導線・訴求の優先順位を整理

  2. 改善方針の言語化 — 何を残し、何を削るかを決める

  3. 構成の修正 — 1ページ1テーマ・視線誘導・CTA配置を設計

  4. デザイン & 実装 — STUDIO / WordPress / 静的サイトなど環境に合わせて対応

  5. 公開後の改善 — アクセス解析・ヒートマップをもとに継続改善を提案

「見にくいと言われた」という段階からでも対応できます。まずは現状のURLと気になっている箇所を教えていただければ、こちらで原因を切り分けます。


よくある質問

Q. 見にくいのはデザインのセンスがないからですか?

違います。多くの場合、原因は情報の整理不足とスマホ体験の未検証です。センスより設計の問題です。

Q. どのページから直せばいいですか?

トップページ → サービスページ → 問い合わせ導線の順に手をつけると、効果が出やすいです。

Q. おしゃれにすれば見やすくなりますか?

おしゃれでも見にくいサイトは普通にあります。「強調の設計」「余白」「文字サイズ」「導線」が整って初めて、見やすさになります。おしゃれはその後です。

Q. スマホ対応しているのに見にくいのはなぜですか?

レスポンシブ対応(崩れていない)と「スマホで読みやすい」は別の話です。崩れていなくても、段落が長すぎる・文字が小さすぎる・ボタンが押しにくいといった体験上の問題は残ります。スマホで実際に通読してみてください。


まとめ

「会社ホームページが見にくい」と言われる原因は、ほぼ確実に情報設計・スマホ体験・強調設計のどれか(または複合)です。


チェック項目

自社で対応

プロに任せる目安

情報の詰め込みすぎ

○ ページを分ける

設計全体が絡む場合

スマホ体験

○ 通読して確認

原因が特定できない場合

色の整理

○ 3色以内に絞る

ブランド全体の統一が必要な場合

ナビの整理

○ 7項目以内に

導線設計が絡む場合

CTAの改善

○ 1箇所に絞る

CVが数字で落ちている場合

文字サイズ・色

○ 基準に合わせる

ガイドライン策定が必要な場合


見やすさは「見た目を整える」ことではなく、読む人が迷わず理解して動ける状態を作ることです。

この記事の11項目でまずセルフチェックして、直せるところは直してみてください。それでも解決しない、または数字が改善しないという場合は、プロに任せて一気に解決した方が早いです。

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