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ホームページ制作を依頼するには?流れ・費用相場・失敗しない選び方を徹底解説【2026年版】
HIRO
2026/2/17
「ホームページを作りたいけど、どこに依頼すればいいかわからない」 「制作会社とフリーランス、結局どっちがいいの?」 「費用がピンキリすぎて、相場感がまったく掴めない」
こういう状態でネット検索すると、情報がありすぎてむしろ混乱する、という経験をしている方は多いと思います。
この記事では、依頼先の種類と選び方・具体的な依頼の流れ・費用相場・よくある失敗パターンを、まとめて整理します。「うちの場合はどれを選べばいいか」がわかる構成にしているので、最後まで読んでいただくと判断軸が揃います。
この記事でわかること
制作会社・フリーランス・内製の違いと、自社に向いている選択肢
依頼前から公開後までの具体的なステップ
依頼先別・規模別の費用相場(表で整理)
制作費以外にかかるランニングコスト
やってしまいがちな3つの失敗パターン
1. ホームページ制作の主な依頼先|3つの選択肢
まず、依頼先は大きく3つです。それぞれの特徴を理解してから選ぶと、後悔しにくくなります。
選択肢①|制作会社に依頼する
制作会社は、ディレクター・デザイナー・エンジニアなど複数の専門スタッフが連携して制作します。
向いているケース:
品質や戦略性を重視したい
公開後の集客・運用サポートも任せたい
企画・設計から関わってほしい
メリット:
企画から公開・運用まで一貫対応できる
SEOや集客のノウハウを持っている
スケジュール管理を任せられる
担当者が退職しても会社として継続対応できる
デメリット:
フリーランスと比べると費用は高め
小さな修正でも都度費用がかかるケースがある
中規模以下の会社でも「外部向け体裁」のやり取りになる場合がある
選択肢②|フリーランスに依頼する
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシング、またはSNS・紹介で個人制作者に依頼する方法です。
向いているケース:
予算を抑えたい
ページ数が少なく、シンプルな構成で済む
直接やり取りして、スピーディに進めたい
メリット:
制作費を抑えやすい(制作会社比で1/2〜1/3程度が多い)
直接担当者とやり取りするため、認識のズレが起きにくい
柔軟なスケジュール対応をしてもらいやすい
デメリット:
スキルにばらつきが大きい(実力は実績で必ず確認が必要)
病気・廃業などで突然連絡が取れなくなるリスクがある
SEO・集客設計・分析などの対応範囲が限定的なことが多い
選択肢③|内製(自社制作)
WordPressなどのCMSを使って、自社スタッフで作る方法です。
向いているケース:
社内にWeb制作の知識がある人材がいる
コストを極限まで抑えたい
更新・管理を自社で完全コントロールしたい
メリット:
制作コストをほぼゼロにできる(サーバー・ドメイン代のみ)
社内にノウハウが蓄積される
更新を即座に対応できる
デメリット:
専門知識がないとデザイン・SEO品質が落ちやすい
制作に時間がかかり、本業を圧迫しやすい
セキュリティ管理・プラグイン更新など運用工数が意外にかかる
どれを選ぶべきか?判断の目安
制作会社 | フリーランス | 内製 | |
|---|---|---|---|
費用 | 高め | 中程度 | 低い |
品質の安定性 | 高い | 人による | 人による |
対応範囲 | 広い | 限定的 | 自社次第 |
集客・SEO支援 | ◎ | △〜○ | △ |
公開後のサポート | 手厚い | 弱いことが多い | なし |
向いている規模 | 中〜大規模 | 小〜中規模 | 小規模 |
2. ホームページ制作を依頼する流れ|7つのステップ
「どこに頼むか」が決まったら、次は依頼の進め方です。順番を間違えると、後から余計なコストと時間がかかります。
STEP 1|目的を言語化する
最初にやることはここです。「なんとなく作りたい」のまま依頼すると、成果も「なんとなく」で終わります。
目的の例:
問い合わせを月○件増やしたい
採用応募数を増やしたい
ブランドイメージを刷新して単価を上げたい
既存のサイトが古くなったので一新したい
目的が明確になれば、必要なページ構成・機能・予算規模が自然に見えてきます。
STEP 2|予算を設定する
制作費だけで予算を考えると、後から想定外のコストが出やすいです。以下の費用が別途かかることを前提に考えてください。
サーバー費: 月額500〜2,000円程度
ドメイン費: 年間1,000〜3,000円程度
保守・更新費: 月額1〜3万円程度(制作会社に任せる場合)
SSL費: 無料〜年間数万円(サーバーによる)
STEP 3|競合サイトを調査する
同業他社のホームページを5〜10社ほど確認して、次のことを整理しておくと依頼が格段に進みやすくなります。
「これは良い」と思ったサイトのURL(デザイン・構成の参考)
「これは避けたい」と思ったパターン
競合との差別化ポイント(何が自社の強みか)
STEP 4|要件を整理する
制作会社やフリーランスに問い合わせる前に、最低限これだけ決めておくとスムーズです。
制作の目的・解決したい課題
希望するページ数と主な内容
デザインの方向性(参考URLがあれば)
予算の上限
公開希望時期
これをまとめた資料は「RFP(要件定義書)」とも呼ばれますが、Wordやメモで箇条書きしたもので十分です。情報が整理されているだけで、提案の質が大きく変わります。
STEP 5|複数社に見積もりを依頼する
最低3社以上に問い合わせることをおすすめします。比較することで「この価格は妥当か」「この提案は的外れではないか」が判断しやすくなります。
比較するポイント:
実績(業種・規模・目的が近いものがあるか)
提案内容(目的に向き合っているか、テンプレ回答ではないか)
見積もりの内訳(何に何の費用がかかるか明示されているか)
公開後の対応範囲(更新・保守・SEO改善など)
担当者とのコミュニケーションの取りやすさ
STEP 6|契約・制作開始
依頼先が決まったら、契約書の内容を必ず確認してください。特に以下は見落としがちです。
修正の回数・範囲の上限
追加費用が発生する条件
公開後の保守・更新の有無と費用
著作権の帰属(制作物は誰のものか)
STEP 7|公開後の改善サイクルを設計する
公開はゴールではなくスタートです。アクセス解析(GA4)やヒートマップで「誰が来て、どこで離脱しているか」を確認しながら、継続的に改善していく体制を最初から作っておくことが、成果への一番の近道です。
3. ホームページ制作の費用相場
費用の幅が大きいのは、「ページ数・機能・依頼先」の組み合わせで変わるからです。以下の表を参考にしてください。
依頼先別の費用比較
依頼先 | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
フリーランス | 5万〜100万円 | 人によってスキルに差がある |
小〜中規模の制作会社 | 30万〜300万円 | バランスが取れている |
大手制作会社 | 100万〜数千万円 | 品質は高いが費用も高い |
内製(WordPress等) | 月数百〜数千円 | 人件費・時間コストは別途 |
規模・目的別の費用目安
サイトの種類 | ページ数目安 | 費用目安 |
|---|---|---|
名刺代わりの簡易サイト | 1〜5ページ | 5万〜30万円 |
中小企業のコーポレートサイト | 10〜20ページ | 30万〜150万円 |
集客型・ブランドサイト | 20ページ〜 | 100万〜300万円以上 |
LP(ランディングページ) | 1ページ | 5万〜50万円 |
ECサイト | 規模による | 50万〜数百万円 |
採用サイト | 10〜30ページ | 50万〜200万円以上 |
費用に大きく影響する要素は次の3つです。
① ページ数・コンテンツ量 ページが多いほど工数が増え、費用は上がります。最初は必要最小限のページで始めて、後から拡充する方法が費用を抑えるコツです。
② 機能の複雑さ 予約システム・会員機能・ECカート・外部API連携などが入ると、システム開発費が別途かかります。
③ デザインのオーダー度 テンプレートベースか、完全オリジナルデザインかで大きく変わります。テンプレートでも十分なケースは多いので、「なぜオリジナルが必要か」を先に整理しておくと無駄な費用を払わずに済みます。
4. 依頼時によくある失敗パターン3つ
これを知っておくだけで、かなり失敗を防げます。
失敗①|価格だけで選んで音信不通になった
「安いフリーランスに頼んだら、途中から連絡が取れなくなった」というケースは実際に起きています。フリーランスを選ぶ場合は、過去の実績数・継続案件の有無・口コミ・SNSでの活動状況を必ず確認した上で依頼してください。
失敗②|追加費用が積み重なって予算を大幅にオーバーした
「基本費用は安かったのに、修正のたびに追加費用が発生して結果的に高くついた」。これを防ぐには、契約前に「修正は何回まで無料か」「追加費用が発生する条件はどこからか」を明確にしておくことです。
失敗③|公開後に誰も使えない状態になった
「制作会社に全部任せたら、更新の仕方がわからないサイトになった」「担当者が退職して、ログイン情報が消えた」。公開後に自社で更新できる体制を最初から設計に含めておくことが重要です。CMSの選定・管理権限の引き渡し・操作マニュアルは必ず依頼時に確認してください。
5. まとめ|ホームページ制作を成功させる3つの鉄則
最後にポイントを整理します。
鉄則①|目的を先に決める 「綺麗なサイトを作る」ことが目的になると失敗します。「問い合わせを増やす」「採用応募を増やす」など、ビジネス上のゴールを先に決めてから制作に入ること。
鉄則②|費用は制作費だけで考えない サーバー・ドメイン・保守・更新・SEO改善まで含めたトータルコストで判断する。安く作っても運用でコストがかかれば意味がありません。
鉄則③|公開後の改善前提で発注する ホームページは公開がゴールではなく、育てるものです。アクセス解析・ヒートマップ・A/Bテストを使って継続的に改善できる体制を、最初から設計に組み込んでおきましょう。
Rays Studioでは、企画設計から公開後の改善サポートまで一貫してお手伝いしています。「何から始めればいいかわからない」という段階からでも相談可能です。まずはお気軽にご連絡ください。