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スマホ・タブレットでWEBサイトが崩れる原因と解決策

HIRO

2026/5/23

「PCで見るとちゃんと表示されているのに、スマホで見るとレイアウトがグチャグチャ…」

こんな経験、ありませんか?

自社のWEBサイトをスマホで確認したら、文字が画面からはみ出していたり、画像が変な位置に来ていたり。お客様がスマホで検索してサイトを見てくれているのに、崩れた表示のまま放置しているとしたら——それ、かなりもったいないです。

この記事では、WEBサイトがスマホやタブレットで崩れてしまう原因と、その解決策をわかりやすく解説します。専門用語はできるだけ噛み砕いて説明するので、WEBの知識がなくても読み進められるはずです。


そもそも、なぜスマホで見ると崩れるの?

画像1:スマホとPCの画面を並べて表示崩れを比較しているイメージ写真

一番シンプルな答えを言うと、「PCの画面サイズに合わせて作られたサイトを、小さい画面のスマホで表示しようとしているから」です。

PCの画面は横幅が1200〜1920px(ピクセル)程度あるのに対して、スマホは375〜430px程度。約3〜5倍の差があります。この差を吸収する仕組みが備わっていないと、PCのレイアウトがそのまま縮小・変形されてしまい、「崩れ」として見えてしまうわけです。

タブレットの場合も同様で、768〜1024px程度の画面幅があるため、PCともスマホとも異なる中途半端なサイズになりやすく、意外と見落とされがちな落とし穴です。


スマホ対応が「必須」になっている理由

「うちのお客様はPCで見てるから大丈夫」——そう思っている方、一度立ち止まって考えてみてください。

実は、日本国内のWEBサイトへのアクセスのうち、スマートフォンからのアクセスは約70〜75% を占めているというデータがあります(StatCounter、2025年4月時点)。つまり、あなたのサイトを訪れる人の3人に2人以上は、スマホで見ているということです。

さらに見逃せないのがGoogleの評価基準です。Googleは現在「モバイルファーストインデックス」という方針を採用しており、スマホでの表示品質をベースにサイトの検索順位を評価しています。つまり、スマホ表示が崩れているサイトは、SEO(検索エンジン最適化)の観点でも不利になってしまうんです。

スマホ対応は「あったほうがいい」ではなく、「ないと困る」時代になっています。


崩れる原因、代表的な4パターン

1. レスポンシブデザインに対応していない

これが最も多い原因です。

「レスポンシブデザイン」とは、画面サイズに合わせてレイアウトを自動調整する設計手法のこと。この対応がされていないサイトは、どんな画面で見ても同じレイアウトのまま表示されるため、スマホでは文字や画像がはみ出したり、ボタンが小さすぎてタップできなかったりします。

特に、数年前に制作された古いサイトや、スマホが普及する前に作られたサイトはこのケースが多いです。


2. 横幅が「固定値」で指定されている

CSSというサイトのデザインを制御するプログラムの中で、横幅を「1200px」のように固定の数値で指定してしまっていると、スマホの画面(375px)では大幅にはみ出してしまいます。

スマホ対応のためには、固定値ではなく「画面幅に対して何%」というような柔軟な指定が必要です。


3. ビューポートの設定がない

「ビューポート」とは、スマホのブラウザに「この画面幅に合わせて表示してね」と伝えるHTMLの設定のことです。

この設定がないと、スマホはPCサイズのページをそのまま縮小して表示しようとするため、文字が極端に小さくなったり、全体がギュッと潰れたように見えることがあります。


4. 画像サイズが固定・大きすぎる

画像の横幅がPCに合わせた大きなサイズで固定されていると、スマホでは画像が画面からはみ出してしまいます。また、スマホに不適切な大きさの画像は表示速度にも影響し、ユーザーが離脱する原因にもなります。


タブレットで崩れるのはなぜ?

スマホ対応はしていても、タブレットで見るとなんかおかしい……というケースも実はよくあります。

タブレットの画面サイズはスマホとPCの「ちょうど中間」にあたる768〜1024px程度。スマホ向けのレイアウトとPC向けのレイアウトの切り替えポイント(ブレイクポイントと呼ばれます)の設定が不適切だと、タブレットで見たときに「スマホ用でもPC用でもない、どっちつかずのレイアウト」になってしまうことがあります。


きれいに表示するための解決策

✅ レスポンシブデザインを導入する

根本的な解決策はこれです。1つのHTMLとCSSを使い、画面サイズに応じてレイアウトを自動調整する「レスポンシブデザイン」を導入することで、PC・スマホ・タブレットすべてで適切な表示が可能になります。

新しくサイトを作る場合はもちろん、既存サイトのリニューアル時にもこの対応を入れることが今や標準です。


✅ まず自分のサイトを確認してみる

「自分のサイトはどうなんだろう?」と気になった方へ。以下の方法で簡単に確認できます。

① スマホで実際にアクセスしてみる 一番手軽な方法です。自社サイトのURLをスマホで開いて、文字のはみ出しやボタンの押しやすさを確認してみましょう。

② Googleの無料ツールを使う Googleが提供している「PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)」にURLを入力するだけで、モバイル対応の状況と改善ポイントが確認できます。

③ PCのブラウザで画面幅を縮めてみる PCのブラウザ(ChromeやEdge)でサイトを開き、ブラウザの横幅をゆっくり縮めてみてください。途中でレイアウトが崩れるようなら、レスポンシブ対応が不十分なサインです。


✅ 既存サイトをレスポンシブ対応に修正する

「リニューアルするほどではないけど、崩れだけ直したい」という場合は、CSSのみの部分的な修正で対応できるケースもあります。ただし、サイトの作りによって修正の難易度や工数は大きく変わるため、一度専門家に見てもらうのが確実です。


「古いサイト」を放置していると起きること

スマホ対応が不十分なサイトを放置していると、こんなことが起きます。

集客機会の損失 スマホでサイトが崩れていると、訪問者はすぐに離脱します。どんなに良い商品やサービスを持っていても、見せる場所が整っていなければ伝わりません。

Google検索で不利になる 前述のとおり、Googleはモバイル表示を優先して評価します。スマホ対応が不十分なサイトは、競合他社と比べて検索順位で遅れをとるリスクがあります。

信頼感の低下 崩れたレイアウトのサイトを見ると、「このお店、大丈夫かな?」という印象を与えてしまうことがあります。特に初めて知る企業のサイトは、第一印象が重要です。


まとめ

WEBサイトがスマホやタブレットで崩れる主な原因は、レスポンシブデザインへの未対応です。

日本ではWEBアクセスの7割以上がスマホからで、Googleもモバイル表示を検索評価の基準にしています。スマホ対応は、集客・SEO・信頼感のすべてに関わる重要な課題です。

「自分のサイトが心配になってきた」「どこから手をつければいいかわからない」という方は、まず一度プロに診てもらうことをおすすめします。問題の場所と優先度を整理するだけでも、次の一手が見えてくるはずです。


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